世田谷代官屋敷|世田谷の観光スポット

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 世田谷代官屋敷について


世田谷代官屋敷

彦根藩主井伊直孝は、寛永10年(1633年)江戸屋敷賄料として5万石が加増された。 その中に世田谷十五ヶ村が含まれ、井伊氏の代官として大場氏を任命したが、当主盛長は年少であったため、一族の大場一之丞が初代代官として就任した。 元文4年(1739年)7代大場市之丞が年貢滞納の責任を負い罷免され、代わって上町大場家の大場盛政が代官となり、以後明治維新まで代官職を世襲した。 代官屋敷の母屋と表門が現存し、ともに国の重要文化財[1]に指定されている。また、代官屋敷全体としては史跡[2]として、大場家所蔵の文書記録[3]は古文書として、それぞれ都指定有形文化財に指定されている。 母屋は寄棟造の茅葺で、土間、広間、名主詰め所、代官居間、役所の間、玄関などからなっている。また、白洲、白洲門も現存する。 現存の建物は元文2年(1737年)に築いたものに改修を加えたものである。 住所は東京都世田谷区世田谷1-29-18で、敷地内に、世田谷区立郷土資料館が置かれている。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』