世田谷線見聞録
世田谷線の駅を紹介します
【世田谷線の昔】
世田谷線は私にとって最も身近な電車です。昔は玉川線と言う名前で、皆は玉電と呼んでいました。当時の玉電は渋谷~三軒茶屋~下高井戸、三軒茶屋~二子玉川を走っていましたが、豪徳寺に住んでいる私にとって三軒茶屋~下高井戸が最も身近な玉川線でした。
【身近な玉電 「三軒茶屋~下高井戸」】
三軒茶屋と下高井戸間は現在10の駅がありますが、昔は12の駅がありました。
三軒茶屋-西太子堂-若林-松蔭神社-世田谷-上町-宮の坂-山下-六所神社-松原-七軒町-下高井戸
1949年に六所神社、七軒町の駅を廃止して松原を今の所に造ったようです。1947年生まれの私にとっては駅の建物には記憶はありませんが、駅のコンクリート跡は鮮明に覚えていますし、現在も残っています。
参考URL: 「がんばれぼくらの世田谷線」
第6回世田谷の地名 -世田谷線の駅名から
下高井戸駅
○駅名の由来:甲州街道の宿場の地名より
●観光スポット:駅前広場、日大通り、日大前の桜並木、玉川上水
七軒町駅跡
○駅名の由来:松原村の字、当時は家が七軒足らずだった
松原駅
○駅名の由来:世田谷城吉良氏家臣松原がこの地に松原宿をひらいた。またの諸説として、この一帯が赤松林であったあことに由来する。赤松の地名は赤松公園として今も留めている。
●観光スポット:赤松公園
六所神社駅跡
○駅名の由来:世田谷城吉良氏家臣松原がこの地に松原宿をひらいた。またの諸説として、この一帯が赤松林であったあことに由来する。赤松の地名は赤松公園として今も留めている。
●観光スポット:赤松公園
山下駅
○駅名の由来:山=大渓山豪徳寺、「山下田んぼ」
●豪徳寺(旧弘徳院):井伊直孝を開基とする、井伊家の菩提寺(直弼の墓)、元祖招き猫
・ユリの木公園通り(北沢川緑道)
宮の坂駅
○駅名の由来:世田谷八幡宮(宇佐八幡宮)の東側の坂道を「宮の坂」と呼ばれていた
●観光スポット:世田谷八幡、勝光院
上町駅
○駅名の由来:世田谷町の上町に当たる位置
●観光スポット:ボロ市(楽市楽座の伝統がボロ市として残る)、代官大場家の屋敷跡、天祖神社、世田谷城址公園
世田谷駅
○駅名の由来:多摩十郷の「勢多郷→瀬田茅→瀬田萱→瀬田谷」、明治中頃まで、「せたかい」と呼ばれていた。
松陰神社前駅
○駅名の由来:吉田松陰を祀った松陰神社より
●観光スポット:松陰神社
若林駅
○駅名の由来: ・新田の古い表現、または植林された若い木の並んでいた為
●観光スポット:若林稲荷神社、若林天満宮(若林天神・北野神社)、若林踏切
西太子堂駅
○駅名の由来:町名「太子堂」から
●観光スポット:太子堂八幡神社、烏山川緑道
三軒茶屋駅
○駅名の由来::三軒の茶屋があったことによる
●観光スポット:三軒茶屋交差点(大山道標)、キャロットタワー、目青不動(教学院)